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(世界的権威が語る)FUEばかり勧めるクリニックの是非

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日本では自毛植毛手術と言えばメスを使わない、”切らない”FUEが全盛です。アイランドタワークリニックを筆頭にFUEを推し進めているクリニックの方が主流派のように見えますが、一方世界的にはまだまだFUTが主流だとか。

どちらがどう良いのかは、こちらの記事「世界的名医によるFUTとFUE徹底比較」に譲るとして、そもそも片方ばかりを担いでいるクリニックが多い現状は健全なのでしょうか?明らかに、どちらかが明らかに優れていると言えるのなら良いんのでしょうが、どうやら"ケースバイケース"らしいし。

でもこうした片方の手技しか押さない、特に”FUE”ばかりを推すのは日本だけではないようです。

FUT、FUE両方の世界的な権威であるコロンビア大学医学部教授のバーンスタイン氏が中立な立場で意見を披露してくれています。

What Is Your Opinion on Doctors Performing Only FUT or Only FUE?

 

FUT一辺倒、FUE一辺倒の医師についてどう思いますか?

2015年6月22日

質問

ある医師はFUTしか提供しない、別のドクターはFUEしか提供してないように見えます。この現状についてどう思いますか?

回答

FUTもFUEも素晴らしい手技ですが、それぞれ対象とする患者が異なります。患者にとってベストの結果を実現するには、自毛植毛医はどちらの手技にも精通し、どちらの手術もできなければならないと思います。

FUTの利点は、一般に(いつもではありませんが)最も高いボリュームアップ効果をもたらしてくれるところです。そのため、"フサフサ"を目指すなら、FUTを選ぶべきです。

これには色々理由があります。例えば、顕微鏡下での株分けの精度が高い(そのため移植株の生着率が高い)し、一回の手術で大量の株を採取できるといった理由からです。

一方FUEの利点は、後頭部に線状の切り傷が残らないことですね。それゆえ、ベリーショートの髪型が好きな患者さんには、FUEを選んでもらいます。

それ以外にも、FUTでは線状の傷痕が後々広がってしまって目立つリスクがある場合や、頭皮が硬くてFUTで頭皮を切り取ることができない場合(切り取ったあと上の頭皮と下の頭皮を縫合できない)も適応です。

その他、FUTでできる後頭部の線状の傷跡だと他人に見られたら恥ずかしいという理由で選ぶ人もいます。

他方、どちらの手技も使った方が良い症例もあります。例えば、生着率を高めるためにFUTで数回手術した場合、その後頭皮が硬くなってこれ以上FUTで頭皮を切り取れない、または、FUT手術の傷痕が引っ張られて幅広になってきてしまったという症例です。

前者の場合は、FUEに切り替えることで追加の移植毛の採取が可能になりますし、後者の場合は、FUTの傷痕を隠すために傷跡の上にFUEで植毛することが有用です。

何事も「白か黒か」で判断したくなるものですし、どちらかの手技に特化して技術を高めたり、スタッフを訓練したりする方が楽です。

しかし、医療はそんなに単純なものではありません。

過去20年にわたる自毛植毛の進歩により、私たちは2つの素晴らしい植毛手技を手に入れました。我々は、患者さんのために、どちらも提供しなければなりません。

 


 

という事で、両方の手技はそれぞれ適応が違うんだから、患者の状態、希望によって柔軟に変えるべきってことらしいです。

20か所のAGAクリニックをさまよった経験から言うと、中々そんな先生いないですけど、いないことはないです。

 

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