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(医師の見解)FUTの株分けのポイント

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自毛植毛の術式の一つFUTでは、植毛する毛髪組織を採取するのに後頭部の頭皮を細長く切り取りますが、その頭皮はすぐに、植毛する毛髪組織の単位=移植株に小さく切り分けられますが、このことを”株分け”といいます。

この株分け次第で、植えた後の仕上がりが全然変わってくるので非常に重要とのこと。どうやってやるのでしょうか?FUTを考案したコロンビア大学医学部教授のバーンスタイン氏が正しい方法を説明してくれています。

バーンスタイン先生

Graft Dissection

移植株の切り分け

FUT法での自毛植毛術で最も重要な段階の一つに、顕微鏡下での移植株の切り分けがあります。これは、毛髪組織(FU)を切断してしまったり、傷つけたりしないよう、切り取った頭皮(=ドナーストリップ)からFUを採取する作業ですが、「FUを傷つけない」ことは、植毛後の生着率を最大限高めるために非常に重要です。傷一つない、まっさらなFUは1本だけでなく複数(~4本)の毛髪から構成されていますが、これを植毛することで初めてフサフサの髪が実現できるのです。

ドナーストリップと植毛手術での顕微鏡

平均的なドナーストリップはおよそ幅1cm、長さは、植毛に必要な移植株数により変わります。一般的な人の頭皮は、1㎠当たり、90~100株*のFUがあるので、2,000株必要な場合、1cm幅x20cmの長さのドナーストリップが必要となります。

*ヨコ美クリニックによれば日本人は薄くて平均して70株ほどだそうです。

FU株の切除に使われる顕微鏡は同じ手術室の後ろにずらっと並んでいます。そのため、移植株の切り分けを並行して行えるので、手術が滞りなく進められます。この切り分け作業は熟練のスタッフ(看護師)によって慎重に行われなければなりません。そうでないと、FUを切断してしまったり、傷つけたりして生着率に大きく影響してしまいます。

移植株への切り分け(=いわゆる”株分け”)

顕微鏡下でのFU株切除の最初のステップでは、解剖者(≒看護師)が細長いドナーストリップを2-2.5mm幅に切り分けます。

この切り分け作業もでデタラメに切り分けるのではなく、FUとFUの間のスペースに慎重にメスを入れ、移植株を傷つけないように切っていきます。

その次に、看護師がこの2-2.5mm片から余分な皮膚や脂肪を取り除きます。

 

移植株を保存する

1~4本の毛からなる移植株に切り分けられます。

この移植株は、ハイポサーマソルのような体液を模した保存液の中に低温で浸され、ダメージを受けないよう保管されます。

 


 

という事でした。なお、ヨコ美クリニックによると、移植株は乾燥すると5分ほどで死滅してしまうそうなので、切り分けた株はすぐに保存液に入れるそうです。尚、3000本分の株分けに要する時間は約1.5時間、6,000本分で約3時間程とのこと。

また、この株分け作業の間、患者はヒマなので別室で寝てたり、本を読んだり(スマホを見たり?)しているそうです。

 

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