クリニックX外観

ヨコ美クリニック突撃!体験記

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感想

素晴らしいカウンセリングでした。院長先生が1時間じっくり診断をしてくれて、その診断がなんと「自毛植毛はしない方が良い」。

自毛植毛専門クリニックの有名どころにはすべて行きましたが、植毛を反対されたの初めてです。大体どこの植毛クリニックも「薬物治療もやります」とかHPに書いておきながら、カウンセリングに行くと「何が何でも自毛植毛!」という話になりますので。

それくらい患者にとってメリットが最大になる治療法は何か真剣に考えてくれたという印象です。ちょっと感激でした。

薄毛に悩んでいる人はぜひ相談に行った方が良いと思います。ただクリニックが関東の一カ所にしかないのが玉にキズでしょうか。

しかし、非関東地方に住んでいる人も、自毛植毛を真剣に考えているなら、セカンドオピニオンをもらいに、夜行バスに乗ってでも行くべき!

クリニック概要

関東の自毛植毛専門クリニックです。とは言え薬物治療にも積極的です。何が何でも自毛植毛の他のクリニックとは違う!とHPには書かれていました。

先生は世界的に有名な自毛植毛の専門医師です。

 

カウンセリング予約

ホームページから希望日を指定。3週間先でした。さすがに人気のクリニックだけあります。

 

カウンセリング内容

カウンセリング当日このビルですね。

ヨコ美クリニック

 

このビルの最上階にあります。1フロア、ぶち抜きですな。

ヨコ美クリニック

 

最上階に着くと、クリニックの入り口。入口外には手の消毒液が置いてあります。病院っぽい。

クリニックX入口

 

受付は意外とこじんまり。その分、診察室が大きいのかな?(実際そうでした)

クリニックX受付

受付で名前を告げると、問診票を記入させられました。今までの治療歴や家族に薄毛の人がいるかどうかなど他のAGAクリニックや自毛植毛クリニックでも聞かれる一般的な内容でした。

ちなみに、この間、ずっと受付にいましたが、他の患者さんとはすれ違いませんでした。ここら辺のプライバシー管理は嬉しいです。

 

記入が終わると院長先生の部屋に通され、いよいよ先生と1対1のカウンセリングが始まりました。
記入した問診票の内容に従って、いつごろから薄毛が気になりだしたか、どれくらいのスピードで進んでいるか、抜け毛はどれくらい気になるか、といったことを聞かれました。

その後、医師の目視と50倍のレンズを使った拡大鏡(マイクロスコープ)による診断が行われました。

頭頂部の髪の毛を後頭部の髪の毛と比べてみると、オリジナルの太さよりも細いですね。生え際も同様です。
ただ、細い分地肌は見えていますが、毛穴の数が少ないわけでもないですね。密度は変わらないと言って良いでしょう。
多少AGAの兆候はありますが、それほどでもないというのは私の見解です。他の病院では何と言ってましたか?
○○クリニックでは植毛をした方が良いという事でした。
まだ薬物治療もやっていない段階で、これくらいの進行度で、やった方が良いというのは疑問です。ショックロスもあるでしょうし、消耗手術を受け半年以上我慢して生えてきた時に満足できる状態になるかというと、たぶん分かりにくいと思います。
地肌が見えるというのを気にされているけれど、頭頂部はだいたい地肌が見えるものです。
△△クリニックも自毛植毛を勧めました?
薬物治療を勧められました。
僕もその方が良いと思いますね。大体自毛植毛手術をやりたくてしょうがない所が、それを勧めてこないというのは正しいと思って、信じていいと思いますよ。

 

というように僕が止めても、気にする患者さんは結局自毛植毛手術を受けに行ってしまって、1年後くらいして、「やっぱり先生の言う通りでした」って帰ってくるんですけどね。
○○クリニックが地肌が見えないくらいの結果になることを保証してくれるというならやってもいいけど、たぶん○○クリニックは保証できないと思う。
プロハゲさんが植毛手術から1年経って、「やってよかったなあ」と思ってもらえるかどうかというのが植毛すべきかどうかの基準ですが、それで言うとプロハゲさんの状況では「それほど増えてない」と不満に思うかもしれません。
今のプロハゲさんの状態は、毛が2~3割細いくらいだと思います。それが見た目にどれくらい影響するかというと、面積ですから、8掛けの2乗=64%、7掛けの2乗=49%ですので、2~3割、毛が細いだけで面積は半分くらいになる可能性があります。
なので、毛を太い毛に置き換えられれば、密度が少々少なくても相当ボリュームを増えたように見せることはできると思います。ただ、それを自毛植毛でやる必要があるかというと疑問です。薬物でも可能な範囲でもあります。
そういう意味では、現時点では自毛植毛はやらない方が良いというのが僕の診断。その代わり薬物治療でまずやってみてはどうでしょうか。
どうしてもというなら、スカルプマイクロという方法があります。これは地肌にタトゥ―を入れる方法だけど、これだけでも相当目立たなくできると思います。
日本人は黒髪なので地肌とコントラストがつく分、地肌が目立ちやすいものです。プロハゲさん程度の薄毛なら金髪だったら地肌なんか全然目立たないくらいです。
どうしても気になるという若い人でSMPをやる人もいますが、もう少し様子を見ても良いんじゃないかなあ。

 

様子を見ているうちに手遅れになったりしたら困るなとも思ってるんですが。
そんな事ありませんよ。70才でも80才でもやる人はいます。年を取ったからと言って自毛植毛しても生えてこないという事はありません。
ただ、どうしても気になるというのなら、生え際は薬の効きが良くないというのがあるので、そこだけ植毛をするというのはあると思います。

ここでもう一度M字部分の面積をサランラップみたいのでトレースして計算してくれました。

 

うちではFUEでもFUTでもやっていますのでどちらでも対応はします。ただ、僕は自分自身で3回植毛したけど、FUTは言われるほど悪い手技ではないと思います。FUEは何度も植毛すると後頭部が薄くなってしまう事が多いです。

ここで症例写真で説明してくれました。

FUEで2回も植毛手術を受ければ、後頭部がスカスカになることがあります。そうならないように広範囲から毛を採取するんですが、そうすると後頭部の相当上の方からも採取しなくてはならない。つまり、将来もAGAの影響で抜けないかどうかは危ない場所からも取ることになります。
プロハゲさんの場合は、先ほどの面積からすると1cm2で35~40株植えるので、1,000株植えることになります。これくらいの量ならFUEでもいいと思います。
ただ、どうしても短髪が良いという場合はFUEが良いと思いますが、そうでもないならFUEでやる必要性はありません。
よほど体質的な問題があって傷が残りやすいというなら別ですが、そうでないならFUTでやっても傷が目立つ事はありません。
FUEというのは「くり抜き法」だから株が細いですよね。このように(写真を見せながら)FUTなら脂肪組織を付けて植毛できるので、どちらが発毛率が良いかと言えば理論的に言えばFUTの方です。

 

ここで、FUE専門クリニックに対する先生の持論を披露してくれました。

FUEをもっぱらやる先生は反論するだろうけどアンケートをとってもFUEの方が発毛率が高いといった先生は11%に過ぎないです。それくらい理論上はFUTの方が有利です。
それなのにFUEを推すのは、単価が高いというのもあるし、あとスタッフが少なくて済むというメリットもあります。FUEは株分けをする必要がないので。だから、ビジネスとしてうまみがあると言えます。
もちろん、傷が残らないとか痛くないといったメリットもFUEにあるとFUE専門の先生は言いますが、それも先ほど言ったように、ちゃんと手術をすればそれほど大きなメリットではないと思います。
○○クリニックではカウンセラーという医師でもない人がカウンセリングをしてくれたんですが。
僕はそれも問題あると思います。厳密にいえば法律違反でしょう。弁護士でもない人が弁護士のまねごとをしたら法律違反に問われるのと一緒です。実際どこまで法律違反なのかは分かりませんが、少なくとも、そういう姿勢が問題ですね。

ここからも色々とFUEやFUTの手技の説明など丁寧にしてくださいました。

 

ヨコ美クリニック

 

ヨコ美クリニック
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