ロキソニンとかボルタレンといった痛み止め、解熱剤は子供と大人では飲む容量が違います。
厳密には年齢以上に体重によって服用量が変わり、すごく大きい男性の場合と、ヒョロヒョロの男性の場合では効果を出すのに必要な容量が異なります。
それと同じことはAGA治療薬のフィナステリドでは当てはまらないのでしょうか?
実際、私の知る限り、
なんて、自己判断でやってるのがいますが、正しいんでしょうか?
私の行ったAGA病院の医師に聞いても
ってことなんですが、どうなんでしょう?AGA治療の先進国アメリカでの事例を紹介します。この先生はコロンビア大学教授のバーンスタイン氏。ホームページで患者とのやり取りを公開しています。
フィナステリドの服用量は誰でも同じでしょうか?
2016年6月29日
質問
先生、男性の身長や体重はフィナステリドやプロペシアの服用量に影響を与えるのでしょうか?例えば6.4フィート(≒195cm)の男の場合は、5.7フィート(≒174cm)の男より量を増やさなければならないのでしょうか?
回答
フィナステリドの服用量は、身長や体重がどうであろうと同じ(例えば1mg/日)です。なぜなら、効果を出すのに必要な服用量は実は0.5mg足らずでよく、1mg飲む時点で随分多めになっているからです(但し、0.5mg/日の服用量の場合、効果の出ない無効率が若干1mgより高くなりますが)。
とはいえ、フィナステリドは服用後5年くらいすると効果が低下してくることがあり、そうすると医師は服用量を少々増やすことが良くあります。この場合は一般的に、5mg錠を3分割するように勧めたりします。勘違いしないでいただきたいのは、これは男性型脱毛症治療に関してであって、前立腺肥大症治療の場合はもちろん1日5mgとなります。
という事で、身体が大きかろうが飲む量を増やしたりする必要がないという事でした。
ちなみに、
とおっしゃるAGAクリニックの先生も多いです。また、そもそも耐性についても否定的な医師もおられますので、ここは議論の分かれる所みたいですね。気になるなら医師にしっかり聞いてみましょう。
-
病院での薄毛治療って本当に効果あるの?【専門医の見解】
世の中AGAクリニック(=薄毛治療専門病院)ばやりです。 潜入取材でAGAクリニックに行こうと予約をとろうとしても「1か月待ち」なんてことも。 とは言え、世の中を見渡せば、まだまだ育毛剤や育毛シャンプ ...