紀尾井町クリニック-体験口コミレビュー

クリニック概要

自毛植毛専門で20年、12,000症例の実績を誇る老舗の自毛植毛クリニック。さらに、今はアメリカのNHTメディカルセンターという世界的な自毛植毛専門クリニックと提携、アメリカの最新技術の導入にも積極的です。

その実績は世界でも高く評価されていて多くの学会賞を取ってるそうです。

また日本臨床毛髪学会の理事長をこのクリニックの院長が務めてたりします。

東大医学部卒！美容外科業界ではひじょーに珍しいです。これだけ高学歴の植毛医というと、ヨコ美クリニックくらいでしょうか。

どんな治療してるの？

自毛植毛専門です。薬も処方してくれます。

どんな自毛植毛をしてるの？

発毛率が高い

こちらの独自の植毛方式＝NHT式自毛植毛では発毛率が100～110％。

110％ってどういうこと？

これは、休止期にある毛根（生えていないけど死んではいない毛根）の組織も無駄なく植えるため、実際に植えた数より多くの毛が出てくるそうです。この成果は国際学会で発表され世界で賛同を得たとのこと。世界的にも先端を走ってるクリニックなんですね。

バレない自然な仕上がり

こちらでは移植する株を、1本の毛根の株、2-3本の株、3-5本の株、の3種類を組み合わせるそうです（NHT式）。これにより、自然な仕上がりになると同時に発毛率が高いのでボリュームが増えるそうです。

一度に2回分を移植できるメガセッション技術

自毛植毛は満足できるレベルまで増やすのに2回手術することが多いそうですが、こちらでは1回で5,000本以上の移植ができる方法をアメリカから導入しています。一度で済めば、最終的な完成までの時間も短縮できるし、もちろん体の負担も減らせるので言うことなしですよね。

傷跡が目立たない縫合法

自毛植毛手術では、移植毛を採取するために後頭部を帯状にメスで切るため、横線の傷跡ができてしまいます。これを目立たないようにするのが、トリコフィティック縫合法という縫い方です。

詳しくは先生に聞いて欲しいんですが、傷跡に毛が生えてくるような縫い合わせ方をするので、痕が隠れてしまうそうです。

この縫合方法をやっているのは他ではヨコ美クリニックがあります。

医師自らカウンセリング

実際、植毛手術を受けるかどうか決めていない段階のカウンセリングでも医師が出てきてくれます。契約しないと出てこないところもありますから、ありがたいですね。

こちらの術式は？FUT？FUE？

どちらにも対応できますが、どちらかというとFUTを推してます。FUTとは移植する毛根組織を後頭部から採取する時にメスで帯状に切り取る方法。この術式を推す理由を次のように説明してます。

• FUTが世界的に最も行われているゴールデンスタンダードな術式。それだけ信頼性が高い。
• FUEは、移植する毛根を後頭部から採取する時、毛根がダメになるリスクが低い。
• 一度に大量の移植株を採取できる。
• 結果として治療費がFUEの約半分で済む。

FUEとは

FUEは特殊な器具を使って一つ一つの毛根をくり抜く術式。メスを入れないので患者側の負担も少なく、まだ術後の傷痕もFUTに比べると目立ちにくい。

一方、筒状の器具で一つ一つくり抜く時に毛根組織を切断してしまうリスクがあり、施術者には熟達した技術が必要。

さらに、手間暇がかかるので治療費が2倍と高額になる。

といいながら「どうしても線条の傷跡が残るのはイヤだ」という人向けにFUEにも対応してくれますし、FUEとFUTをコンビネーションにした方法も用意してくれてます。

コンビネーション植毛・FUE+FUT

これは、FUTで切り取る範囲を小さくして傷跡を最小限にし、それをFUEで補う方法です。メリットは、FUEよりも大量に移植株を採取出来るし、治療費もFUTそれほど変わらないくらい割安だということです。現在世界各地で行われている手技だそうです。

FUTとFUEどちらがいいの？Q&A

Q1：FUEは最新式、FUTは旧式の方法なんでしょうか？

A1：逆です。FUEの方が20世紀前半から「パンチグラフト法」として行われていましたが、仕上がりが不自然で一時行われなくなった方法です。FUTは、その後1993年に確立された方法ですので、FUEより新しい方法です。ただ、現在のFUEでは不自然さを克服しています。

Q2：FUEはメスで切らないので傷跡が残らないと聞いたのですが。

A2：残念ながらFUEでも白い点状の丸い傷痕が残ります。ただ坊主刈りやスキンヘッドにしなければ分からないレベルです。

薬物療法は？

効果に対する考え方

• 効果があるが、限定的。AGAを抑えたい間は飲み続ける必要があるのもわずらわしいかも。
• フィナステリドは、主に頭頂部のAGA（男性型脱毛症）に良く効きます。約6割で濃くなります。残りの4割の人は少し濃くなる程度。
• 特に薄毛になり始めの人や若い人では効きがよい。
• M字や生え際では効きが悪い。
• 使用を止めれば効果が消える。「生涯使用を続けることが前提の薬」。

副作用に対する考え方

• 副作用があるので医師に処方してもらうべき薬。
• フィナステリド（商品名プロペシア）の副作用で起こる性欲減退、勃起障害は実際はほどんど問題にならない程度。服用を止めれば治る。
• 女性・こどもの服用は避けるべき。
• 男性の精子には影響しないので子供に異常は出ないとされる。

処方してくれる薬

AGA治療の王道、フィナステリド（MSD社のプロペシアと、ファイザー社のフィナステリド錠）、デュタステリド（GSK社のザガーロ）を処方してくれます。

ミノキシジルは扱わないんですね。

治療費、高いの？

FUTの場合

移植株を採取する後頭部の面積で決めます。なのでよく分かりません。

FUEの場合

大手のアイランドタワークリニックとまったく同じです。

手術費20万円 ＋ １株（グラフト）1200円×植毛株数 ＋消費税(8%)

公式サイト

クリニックの場所は？

東京と新大阪の２か所にあります。

東京院

東京都千代田区紀尾井町4-1　ニューオータニガーデンタワー ビジネスコート7階

• 東京メトロ銀座線・丸の内線 赤坂見附駅 D出口 から 徒歩3分
• 東京メトロ有楽町線･半蔵門線・南北線 永田町駅 7番出口 から 徒歩3分
• JR 四ツ谷駅 から 徒歩8分

診療時間

新大阪院

大阪府大阪市淀川区宮原1-6-1　新大阪ブリックビル 2階

• 地下鉄御堂筋線 新大阪駅 1番出口 から 徒歩2分
• JR 新大阪駅 西口出口 から 徒歩3分

診療時間

ちなみに、もし病院に行く踏ん切りが中々つかないなら

こういう人は多いと思います（僕がそうでした）が、そういう人にはAGAクリニック治療補償のついた育毛剤もアリかもしれません。

4か月で4本使って満足できないなら、病院の治療費を出してくれるそうです（ホントかよ？）。

病院に行く前に、育毛剤に最後の望みをかけたい人にはいいかもしれませんね。

なお、定価は高いですが、アマゾンなら時々半額（僕が見た時は5,980円）になっているので、そういう時が狙い目です。

病院代を出してくれる発毛促進剤